過去5年の
川崎記念を勝った馬は、すべて栗東所属馬。それゆえ、栗東所属馬からどの馬を本命に選ぶかが、馬券的中への近道といってよいだろう。
基本的に、
川崎記念はつねに水曜日に行われており、近3年の1着馬はその最終追い切りをすべて日曜日に行っている。
JRAの競走は土日に行われるため、その最終追いは水木に追い切ることがほとんどだが、水曜開催の
川崎記念に関してはその逆の曜日感覚と思っていただいてよい。
ただし、今年は栗東所属馬の調教内容に違和感を覚える。それは最終追い切りの曜日。今年は
メイプルブラザーを除いた3頭がすべて、1月24日の金曜日に最終追い切りを行っているのだ。
このうち、
ケイティブレイブと
ミツバは過去の
川崎記念優勝馬。そのときが日曜追いなのに、どうして今年は金曜追いなのか。レースまでの間隔をあけるという意味では悪くないが、今は体重が増えやすい冬場。金曜追いの3頭がレース当日にどんな状態、どんな馬体重で出走してくるか楽しみだ。
一方、美浦所属馬は
アナザートゥルース、
デルマルーヴルともに1月26日の日曜日にしっかり最終追い切りを行っている。東西における最終追い切りの比較から、今年は「美浦に分あり」と判断しているが、最終結論は
ウマい馬券で詳細を記したい。
(文=井内利彰)
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