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セイウンコウセイなど、シルクロードS厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2020年01月29日(水) 18時10分
 京都競馬場で行われるシルクロードS(GIII・芝1200m)に美浦から出走する注目馬3頭が、29日(水)、最終追い切りを行った。追い切り後の各調教師のコメント。

セイウンコウセイ(牡7・美浦・上原博之)について、上原調教師

「前走(スワンS・GII・8着)は内容はそれほど悪くはなかったのですが、1400mが長かったのかもしれません。前走後は放牧を挟んで、ここを目標に年明けに戻ってきて調整を進めてきました。今週からウッドチップコースは左回り(東京開催に合わせて水、木、金は左回り)になりましたが、先週は京都と同じ右回りのウッドチップコースでビシッとやりましたので、今日はサラっとやって時計は終いだけという追い切りでした。動きは良い感じになってきましたね。

 昨年のこのレース(15着)はそれまでの競馬で行きっぷりが悪かったので、ブリンカーを装着したところ暴走気味になってしまいましたが、その効果があったのか次の高松宮記念(GI)では2着と好走してくれました。今年はトップハンデですが58キロ自体は背負い慣れていますし、この時期は成績も良いですからね。あとは得意の京都、1200mという条件でどこまで頑張ってくれるかですね」

ナランフレグ(牡4・美浦・宗像義忠)について、宗像調教師

「最初はダート馬だと思っていましたが、芝コースでも走りましたね。前走(浜松S・3勝クラス・1着)は中京の左回りということもあって、課題だったコーナリングをうまくクリアしてくれました。前走後は放牧を挟んで、ここを目標に戻ってきてからも順調です。先週はしっかりと追い切りましたので今日はサラっとやる予定でしたが、他の厩舎の馬と併せる形になりました。ただそれでも動きは良かったですし、状態も良さそうです。

 左回りの方がコーナリングが良いので右回りがどうかですが、状態の良さでカバーしてほしいですね。この馬についてはジョッキー(丸田)がよくわかっていますので、前走のようなレースができればと思います」

ペイシャフェリシタ(牝7・美浦・高木登)について、高木調教師

「前走(カーバンクルS・OP・2着)はうまくハマったかと思いましたが、勝ち馬が強かったですね。1度使って良くなる感触がありましたし、実際その通りに良くなりました。この中間も順調にきています。今の京都は時計がかかる馬場になっていますし、54キロのハンデなら大丈夫でしょう」

(取材・文:佐々木祥恵)

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