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グランレイ マイルかクラシックか路線見極めたい

デイリースポーツ
  • 2020年02月04日(火) 06時01分
 「きさらぎ賞・G3」(9日、京都)

 今後の路線を占う一戦になる。朝日杯FSで16頭立て14番人気ながら3着と健闘したグランレイ。進化し続ける期待馬が重賞初制覇を狙う。

 前走の朝日杯FSは出遅れたうえに他馬と接触して最後方から。直線で外へ持ち出し、しぶとく伸び続けて前を猛追した。「G1・3着といっても、展開が向いた感もあるので」と冷静に分析するのは池添学師。それでも「ペースが速くて追走に苦労したけど、しまいはしっかりと伸びた」とメンバー最速の上がりタイムを評価した。

 千八の新馬戦はハナを切り、力む面を見せて3着に敗れた。続く2戦目は距離を千四に短縮し、行きたがるのをなだめて快勝。ハミを替えた効果もあり、折り合い面の課題克服の糸口が見えてきている。前走後は短期放牧へ。2日の栗東坂路での1週前追い切りは、栗東CWで6F83秒7-12秒2(一杯)。ゴールドティア(3歳1勝クラス)を1秒追走して0秒2先着した。帰厩後2本目の追い切りだが、放牧先で十分に乗り込んできたようで馬体に太め感はない。追われてからの反応も上々で、今週のひと追いで態勢は整いそうだ。「折り合って、しまいもしっかりと伸びた。すぐ仕上がる馬だから」とトレーナーは出来の良さに胸を張る。

 今回はデビュー戦で3着に敗れた千八に距離が延びる。「新馬戦は気分良く行かせようという話だったし、抜群にスタートが決まった。結果的には、逃げずに控えていれば我慢が利いたと思う」。今度は折り合いが付く。指揮官はそう信じる。「今後の路線を見極めたい」。マイルか、それともクラシックか。勝つことはもちろん、内容も求められる大事な始動戦になる。

提供:デイリースポーツ

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