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【東京新聞杯予想】重賞に手が届くところまで来たレッドヴェイロン/JRAレース展望

  • 2020年02月09日(日) 06時04分
 昨年は勝ったインディチャンプがのちに安田記念を制し、一昨年は優勝馬リスグラシューヴィクトリアマイル2着。春のマイルGI路線を占う意味で見逃せないレースだ。

 ◎レッドヴェイロンは2013年の東京新聞杯優勝クラレント、昨年の2着馬レッドオルガの半弟。東京マイルに強い血統で、自身もこのコースで4戦して2勝2着1回3着1回。ほか、同じく半兄レッドアリオンはマイル重賞2勝馬で、同じくリディルも重賞2勝。レベルの高いファミリーだ。本馬は未勝利を勝ち上がるまでに時間を要したが、勝ち上がった直後に挑んだアーリントンC3着、NHKマイルC3着。その後、1年近い休養を余儀なくされたが、準オープン特別を勝ってリステッド2着。重賞競走に手が届くところまで来た。今後のためにも賞金を積み上げておきたいところだ。

 3連勝中の〇ヴァンドギャルドが逆転を狙う。新馬戦に勝って東京スポーツ杯2歳S3着、きさらぎ賞では1番人気に支持された素質馬だが、気性面の若さが抜けきらずに成績が安定しなかった。一息入れて、1勝クラスからの再出発で3連勝。まだ不安定な部分は残すものの、逆に言えば成長の余地があるということ。フランスの重賞勝ち馬を母に持つディープインパクト産駒で、うまく溜めることができれば突き抜けても不思議ない実力馬だ。

 ダービー馬レイデオロの全弟▲レイエンダは昨春のエプソムC優勝馬で秋の富士S2着馬。マイルCSはさすがに忙しかったが、今回のメンバーなら一角崩しの期待は十分。昨年は5番人気8着だったが、重賞競走でキャリアを磨いて雪辱を期している。

 一昨年とはいえ東京競馬場で重賞勝ちを記録している△サトノアーサーの前走は不良馬場で持ち味を生かせなかった。巻き返しを狙う。中京記念2着で朝日杯FS2着がフロックでないことを示した△クリノガウディーNHKマイルC2着△ケイデンスコール。末脚鋭い△プリモシーンまで抑えておきたい。

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