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京都記念・G2」(16日、京都)
シャープな脚取りで好仕上がりを伝えた。ジャパンC2着以来の
カレンブーケドールは12日、美浦Wへ。前方にナンナ(3歳未勝利)、後方に
ノチェブランカ(5歳3勝クラス)の隊列で発進し、直線で馬体を併せにかかる。ゴール地点で3頭が並ぶ形になったが、真ん中の
カレンの手応えの良さは際立っていた。タイムは5F66秒6-39秒1-12秒8。まだ重め残りだった1週前追い切りから、明らかな上昇ぶりを伝えた。
国枝師は「仕上がりは八分より少し上くらいかな。同じ休み明けだった昨秋の紫苑S(3着)の時よりはいいよ」と納得の表情だ。この一戦の後は、初めての海外遠征となるドバイシーマC・G1(3月28日・UAEメイダン、芝2410メートル)を予定する。重要な壮行戦に「いい競馬をできると思うし、ここでも結果を出してほしい」とトレーナーは力を込めた。G1・2着3回の
シルバーコレクター返上へ。まずは重賞タイトル獲得を目指す。
提供:デイリースポーツ