16日に東京競馬場で行われる
共同通信杯(3歳・GIII・芝1800m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが4番と6番。4回で1番と8番が続き、3回が2番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 3-1-0-6 複勝率40.0% 複勝回収率75%
2枠 1-2-0-7 複勝率30.0% 複勝回収率44%
3枠 1-1-0-9 複勝率18.2% 複勝回収率20%
4枠 1-1-5-6 複勝率53.8% 複勝回収率270%
5枠 3-1-0-11 複勝率26.7% 複勝回収率63%
6枠 0-1-2-14 複勝率17.6% 複勝回収率23%
7枠 1-2-2-14 複勝率26.3% 複勝回収率60%
8枠 0-1-1-16 複勝率11.1% 複勝回収率42%
【11頭立て以下】
1・2枠 2-1-0-7 複勝率30.0% 複勝回収率40%
3〜5枠 2-1-2-10 複勝率33.3% 複勝回収率110%
6〜8枠 1-3-3-17 複勝率29.2% 複勝回収率66%
【12頭立て以上】
1・2枠 2-2-0-6 複勝率40.0% 複勝回収率79%
3〜5枠 3-2-3-16 複勝率33.3% 複勝回収率126%
6〜8枠 0-1-2-27 複勝率10.0% 複勝回収率23%
例年、少頭数になりやすいレースではあるが、そういった事情を考慮しても内枠優位の傾向は揺るがない。特に6〜8枠は12頭立て以上で行わると上位人気馬でも勝ちあぐねており、連対例は後に
皐月賞と
日本ダービーで二冠を達成した15年
ドゥラメンテ(1人気2着)に限られる。
今年も特別登録の段階でフルゲート割れになることは確定していたが、少頭数だからといって外枠が有利にならないことは念頭に置いておきたい。