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【共同通信杯】近年は末脚の確かな馬が優勢/コース解説

  • 2020年02月15日(土) 17時00分
 16日に東京競馬場で行われる共同通信杯(3歳・GIII・芝1800m)の舞台となる東京芝1800m。このコースについて解説していく。

 1〜2コーナーの間にあるポケットからのスタート。斜めに走って向正面に合流する。合流地点までは150mほどしかなく、外枠の馬は競馬が難しい。3コーナー手前で緩やかに上り、再度3〜4コーナーは下り坂になる。最後の直線は525.9m。残り480m地点から260m地点にかけて、高低差2mの上り坂が待ち構えている。坂を上りきってからはほぼ平坦。

 コーナー3つの変則的なコースで、最初の2コーナーは32度で進行方向を変えるだけ。実際は「ワンターン」のコース設定に近い。初角で先行争いが落ち着き、そこから3コーナーまでは距離があるため、前半のペースが上がりにくい。そのため、究極の瞬発力勝負になることも少なくない。

 1回東京は、最も幅員の狭いDコースで行われる(共同通信杯はDコース使用6日目)。Dコース使用時は、逃げ先行有利になりやすい傾向がある点は頭に入れておきたい。

 ただ、過去5年の共同通信杯における逃げ馬(3角1番手)の成績は0-1-0-4で、馬券に絡んだのは昨年のアドマイヤマーズだけ。そして3角3番手以内から勝ち馬は出ていない。クラシックを見据えた素質馬が揃う一戦だけに、位置取りの利だけでは押し切れず、末脚の確かな馬が優勢だ。上がり最速馬は3-1-0-1で、18年のゴーフォザサミット(4着)以外はしっかりと連対を果たしている。

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