netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
クイーンCの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
大竹正博厩舎×
田辺裕信騎手(
ホウオウピースフル)】
有力どころは「リーディング上位ステーブル×外国出身騎手」という組み合わせで、もちろん好走する可能性は高いだろうが、馬券的な妙味は今ひとつ。そこで注目したいのが、「
大竹正博厩舎×
田辺裕信騎手」のコンビだ。
「直近5年」の成績は19-10-11-45で複勝率47.1%、複勝回収率126.6%。「直近1年」に絞ると3-2-2-6で複勝率53.8%、複勝回収率214.6%。ともに大竹厩舎の騎手別成績1位(着別度数順)となっている。もともと好成績だったコンビだが、直近でさらに成績が向上している。
「直近1年」の13走で、1番人気に支持されたケースはゼロ。19年3月10日中山6Rの
ザダルが5番人気1着、19年6月15日東京7Rの
ショウナンアオゾラが6番人気1着、19年12月21日中山5Rの
ベリンダアンが10番人気2着…など、とにかく人気薄での好走が目立っている。
田辺騎手は
ホウオウピースフルとのコンビで1戦1勝。
百日草特別を2番人気で勝利している。
ホウオウピースフルは
ブラストワンピースの半妹という素質馬で、デビュー2連勝中。ともに上がり最速を繰り出し、新馬戦では
クイーンCで上位人気が見込まれる
ミヤマザクラにも先着している。ここも1番人気は譲りそうな気配だが、そんな時こそ怖いのが「
大竹正博厩舎×
田辺裕信騎手」のゴールデンコンビだ。