netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
共同通信杯の「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
友道康夫厩舎×
武豊騎手(
マイラプソディ)】
昨年の
神戸新聞杯の際に紹介したコンビだが、その後も
菊花賞や
京都2歳Sを制するなど大活躍を続けている。強烈な成績を残しているだけに、ここで改めて推奨したい。
「
友道康夫厩舎×
武豊騎手」の「直近5年」の成績は15-7-9-10で複勝率75.6%、複勝回収率122.7%。4回に3回以上馬券に絡み、複勝ベタ買いでもプラスになっている。「直近1年」に絞ると8-1-4-4。複勝率76.5%と好走率は僅かではあるが上がっている(複勝回収率は108.2%)。
8勝の内訳がまた濃くて、GIの
菊花賞、GIIIの
京都2歳Sに加え新馬戦で3勝。他にも2歳OPや3歳春の500万下(
つばき賞)が含まれており、陣営が勝ってほしいシチュエーションで勝ち切っているのはお見事の一語だ。
記憶に新しいところでは、1月19日京都6Rの新馬戦で
アドマイヤビルゴを勝利に導いている。
アドマイヤビルゴはセレクトセール史上2番目となる5億8000万円で落札された素質馬だが、成長を待って年明けまでデビューがずれ込んでいた。友道調教師がしっかり仕上げてバトンを渡し、
武豊騎手が結果を出す。まさにゴールデンコンビがもたらした新馬勝ちだったと言えよう。
マイラプソディは
武豊騎手の手綱でデビュー3連勝中。クラシック最有力候補の一頭として、ここはしっかりと通過してくれそうだ。