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【京都記念予想】ジャパンCの内容が濃いカレンブーケドールに期待/JRAレース展望

  • 2020年02月16日(日) 06時03分
 京都競馬場の外回りコースを使用する中距離レースで、天皇賞・春へと向かう上で重要なステップレースだ。今年の場合は、連続開催でやや痛みが目立つようになってきた芝コースの状態もポイントのひとつになりそうだ。

 ◎カレンブーケドールは、オークス2着、秋華賞2着、そしてジャパンC2着。とくに重馬場で行われたジャパンCは3着ワグネリアン、4着マカヒキと2頭の年長ダービー馬に先着するもので内容が濃い。母のソラリアは南米チリのダービー馬で、その父スキャットダディは米国不敗の3冠馬ジャスティファイの父。荒れた馬場はむしろ味方してくれそうだ。内回りコースだったとはいえ秋華賞で京都コースも経験済。GIタイトルを持たないために53キロで出走できるのも有利だ。

 〇ステイフーリッシュも同様に勝ち味に遅いタイプだが、京都新聞杯を勝利しており、ここまで重賞で2着4回3着4回。どことなく父ステイゴールドの現役時代を彷彿させる。母カウアイレーンターコイズS(当時OP特別)の勝ち馬で、NHKマイルCに勝ったピンクカメオ安田記念、そしてスプリンターズSに勝ったブラックホークの半妹という血統だ。前走はグランプリホースの後塵を拝したが、悪い内容ではなかった。

 荒れた馬場をもっとも味方にしそうなのは▲ドレッドノータスか。全6勝中4勝を京都コースで挙げている京都巧者で、7歳馬とはいえ、昨年秋の京都大賞典では11番人気ながら逃げたダンビュライトをしっかりとマークして2つめの重賞タイトルを手中にしている。

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