明日の
共同通信杯(GIII)は、
武豊騎手が騎乗する
マイラプソディに注目が集まりそうです。出走唯一の重賞馬、しかも前走の勝ちっぷりを見れば単勝1倍台のオッズも納得といったところです。
それだけに、好配当を狙うファンにとっては2頭目、3頭目はひと捻り加えたいところ。頭数も9頭立てと少頭数だけに、買い目を絞って馬券を買いたいところでしょう。そんなときには、過去のデータから敗戦した条件を抽出して好走馬を導き出す「ケシウマ」の
パーフェクト消去法に注目です。
共同通信杯では4つの条件で3頭まで絞れましたが、その1つ目の条件を紹介します。
【条件1】
前走から距離延長(ただし、前走
朝日杯FS、または前走1勝クラス以上を勝利した馬を除く)[0-0-0-20] 複勝率0%
該当馬:
アジュバント、エン、
シコウ、
シングンバズーカ共同通信杯は道中でしっかりと脚を溜め、直線での瞬発力勝負になるケースが多い。道中での折り合いが求められ、距離短縮組のほうが好走しやすい。前走でGIの厳しい流れを経験していたり、1勝クラスを勝利するなど底を見せていない馬でないと、距離延長組は切れ負けしてしまう。
(過去の主な該当馬:11年
サトノオー4人気6着、19年
フォッサマグナ2人気4着)
クラシックに直結するレースだけに、距離延長組には厳しいレースという評価になりました。人気上位5頭は前走1800mまたは2000m戦の経験馬で、人気馬の前走内容をどう評価するのかが重要といえそうです。
この他、「ケシウマ」では
共同通信杯や
京都記念の
パーフェクト消去法を公開中です。残りの3つの条件は、
共同通信杯が重賞になった1986年以降の32回(ダートで施行された1998年、中山開催の2003年を除く)が対象。消去法により残った馬をご覧いただき、馬券検討にお役立てください!