17日、
浦和競馬場で行われた第7R・C2三 四(ダ1500m・12頭)は、最後方から進めた
M.ミシェル騎手騎乗の2番人気
クロヴァージョ(牡6、川崎・
河津裕昭厩舎)が徐々にポジションを押し上げ、直線で外から前を行く各馬を差し切って優勝した。勝ちタイムは1分36秒9(稍)。鞍上の
M.ミシェル騎手は
地方競馬通算9勝目、
浦和競馬場初勝利となった。
2.1/2馬身差の2着は4番人気
キョウエイハッチ(牡6、浦和・
小沢宏次厩舎)、1馬身差の3着は6番人気
ラベンデュラン(牡5、川崎・
山崎尋美厩舎)。1番人気
ヴォルターウルフ(牡4、浦和・
小久保智厩舎)は5着となった。
【
ミカエル・ミシェル騎手】
「どんな勝ちも嬉しいですが、こういう(最後方からの差し切り)勝ち方は、本当に“勝った!”という気持ちになります。この馬の前のレースなどのビデオを見て、今日のようなレースをしているのを見ていましたし、先生からアド
バイスもいただいていました。戦術として、後ろからのレースをと思っていましたので、最初のコーナーで最後尾にいるときも焦ることはなく、馬とアド
バイスを信じて乗っていました。
(圧倒的な1番人気の馬を負かしたことは)それは、私も私の馬も、ほかのジョッキーの皆さんも、記者の皆さんも一生懸命にお仕事をされていると思いますので、その結果なんだと思います。確かに
浦和競馬場は他よりもコンパクトで
ミニマムな作りですが、好きです」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)