京都牝馬S(GIII)に美浦からは
アルーシャ(牝5・美浦・
藤沢和雄)と
モアナ(牝6・美浦・
高橋文雅)が出走する。2頭について、追い切り後の各調教師のコメント。
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アルーシャ(牝5・美浦・
藤沢和雄)について、藤沢調教師
「昨年のこのレース(4着)では少しゴチャついたところがありましたが、今は以前に比べて精神的に成長しています。前走(
ニューイヤーS・L・3着)は大外枠でしたが、そのわりには最後も良く伸びて差を詰めてくれました。ここまで順調に調整してきましたし、楽しみにしてます」
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モアナ(牝6・美浦・
高橋文雅)について、高橋調教師
「今週(2/19)は単走で追い切りました。少しフワフワする感じでしたが、最後だけ気合をつけてメリハリのある追い切りをしました。前走(
ターコイズS・GIII・15着)は馬の気持ちが切れてしまったのか、それとも1600mの距離が長かったのか、評価のしづらいレースとなりました。1400mは条件は合っていますし、輸送で体が絞れるのも良いと思います。前進気勢をつけるのに調教でチークピーシーズを装着しましたが、競馬でも着ける予定です。あとは前向きさが出てくれれば、能力はあるので改めて期待したいです」
(取材・文:佐々木祥恵)