3月1日(日)に中山競馬場で行われる
中山記念(GII)に出走予定の
ウインブライト(牡6歳、美浦・畠山厩舎)について、追い切り後の
畠山吉宏調教師のコメントは以下の通り。
(前走
香港カップを振り返って)
「スタートで出負けしたんですが、すぐにポジションを確保して、そこからは良く頑張ってくれました」
(ここまでの調整過程は?)
「日本に戻って白井の着地検疫、その後ビッグレッドファーム鉾田に放牧に出て
中山記念に向け2カ月ほど調整してきました。美浦には約1カ月前に戻ってきました」
(美浦トレセンに戻ってからの調整は?)
「すぐに次の週から追い切り作業に入りまして、そんなに長く休んでいた訳ではないので、すぐに併せ馬の調教もこなしていける感触を持ちました。予定を組んだメニューをここまでは順調にこなしてくることができました」
(香港の疲れは?)
「馬体はトレセンに戻ってきた時に500キロを割るくらい。馬の雰囲気も香港にいる時とほとんど変わらないような、元気一杯の感じです」
(今朝の最終追い切りの内容は?)
「先週はきっちりとした併せ馬の調教を行ないましたので、今週は馬に任せて気持ち良く走らせて、あとはジョッキーに感触を見てもらえればと思っていました。その通りにジョッキーも気分良く走らせてくれたと思います」
(動きや仕上がり具合は?)
「約3カ月の休み明けになりますが、前年の
金杯でスタートした時と同じくらいの出来にはあると思いますので、休み明けの去年の秋のようなレースにはならないと思っています」
(ミナリク騎手と話は?)
「先々週から乗ってもらって、その都度馬の感触を伝えてもらっていますし、こちらからも、こうして乗って欲しいと細かく話しをさせてもらっているので、楽しみにしています」
(松岡騎手からミナリク騎手に初めて乗り替わりに)
「馬も年齢がいっていますし、ジョッキーも大ベテランで各国を渡り歩いてきたトップジョッキーですから全く心配していません」
(去年は香港でGIを2勝と大活躍、馬の成長は?)
「若駒の頃は、なかなか芯が入ってこない感じでしたが、年齢を重ねるごとに、しっかりと芯が入ってきて、完成の域に近づいてきたという印象。本当にしっかりした馬になりました」
(最後に意気込みを)
「
中山記念が今年のスタートになります。去年は
金杯で良いスタートを切れましたので、今年もそのような結果が残せるよう、ここまで頑張ってきました。応援宜しくお願いします」
(取材:木和田篤)
ラジオNIKKEI