現地時間29日、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたモハメドユスフナギモーターズC(芝2100m・1着賞金60万米ドル)は、出遅れて最後方からの競馬になったA.デフリース騎手騎乗のポー
トライオンズ(牡5、巴林・F.
ナス厩舎)が、直線でまとめて各馬を差し切り優勝した。勝ちタイムは2分11秒41(良)。
ディアドラ(牝6、栗東・橋田満厩舎)は直線で外目から抜け出しを図っていたが、ゴール前で競り合いに敗れ、アタマ差2着となった。
さらに1/2馬身差の3着は逃げたフォー
ザトップ(牡5、首・S.ビン・ガデイヤー厩舎)が入った。
勝ったポー
トライオンズは、父
Kodiac、
母Cold Cold Woman、
その父Machiavellianという血統の愛国産馬。サウジアラビア史上初となる芝のレースを制し、これで5連勝となった。
※「巴林」はバーレーンを指す。