netkeibaデータベースのリニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がったオーシャンSの「ゴールデンコンビ」はこちら。

【杉浦宏昭厩舎×横山典弘騎手(ナックビーナス)】

　「直近5年」で「杉浦宏昭厩舎×横山典弘騎手」のコンビは13勝。これは次位となる勝浦正樹騎手(6勝)に7勝差をつける圧倒的1位だ。とはいえ、単勝回収率こそ103.7％あるものの、複勝回収率は76.0％止まりで馬券妙味は今ひとつ。しかし「直近1年」に絞ると2-3-3-6で複勝率57.1％、複勝回収率135.7％までアップ。好走率、回収率とも申し分ない水準だ。

「直近1年」では、杉浦宏昭厩舎の管理馬に木幡初也騎手が55回騎乗。杉浦宏昭厩舎に木幡初広元騎手が調教助手として所属している関係もあり、木幡初也騎手が主戦を務めている。横山典弘騎手への騎乗依頼は減っているが、それだけに横山典弘騎手騎乗時は勝負度合いが高いと考えて良いだろう。

　横山典弘騎手はナックビーナスとのコンビで4-6-2-2と無類の好相性を誇っている。一昨年のオーシャンS2着以来のコンビ復活となる今回、まず好勝負とみて間違いないだろう。