南アフリカ出身で香港を拠点にしている
ライル・ヒューイットソン騎手(22歳)に、3月4日(水)付けで
JRAの短期免許が交付された。5日(木)、美浦トレーニングセンターに姿を現し、調教の合間に報道陣の取材に応じた。
「美浦トレセンは大きくて広くて馬が多いですね。馬がよくできていて、世界で1番強い馬たちがここにいるのではないかと思いました。それくらい馬の質が素晴らしいです。
モーリスが印象に残っていて、日本の競馬に興味を持ちました。去年オイシン(マーフィー騎手)とも話をして、日本に来たいと思いました。
馬のリズムを取って折り合いをつけるのが、ストロングポイントだと思います。日本にもたくさん良いジョッキーがいますので、そのジョッキーたちと一緒に乗る中で、良いねと言ってもらえるようにしたいです。
家族は馬に関わっていましたし、父がジョッキーだったので、その姿を見てジョッキーになりたいと思いました。父は先日、南アフリカで調教師の免許を取ったので、日本に勉強に来ると思います。
具体的な数字よりも、今後につながるようなレースをしたいですし、良い成績を残して日本で成功を収めたいです」
またイケメンぶりにも注目が集まっており「日本に来てから特に言われます」と笑顔を見せていた。
短期免許の期間は、3月7日から5月4日までで、契約馬主が吉田勝己氏で身元引き受け調教師は美浦の
国枝栄師となっている。
(取材・文:佐々木祥恵)