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【地方競馬】ルメール騎手、南関東で騎乗中のミシェル騎手について「まだまだ活躍ができる」

  • 2020年03月06日(金) 12時15分
 5日に川崎競馬場で行われた第66回エンプレス杯(4歳上・牝・JpnII・ダ2100m・1着賞金3500万円)を1番人気アンデスクイーン(牝6、栗東・西園正都厩舎)で勝利したクリストフ・ルメール騎手。地方競馬短期免許で川崎競馬場に所属するミカエル・ミシェル騎手については、そのエージェントのフレデリック・スパニュ氏が、“クリストフを弟のように思っている”と語るとおり親しい間柄であるため、活躍ぶりは注目しているとのこと。

 母国・フランスの後輩であるミシェル騎手について、ルメール騎手が語った。

クリストフ・ルメール騎手】
「(ミシェル騎手の活躍については)トレビアン(いいですね)!すごく早く南関東の競馬に慣れましたね。元気に自信を持って乗っているなと思います。日本に来る前にきちんと準備してきているのが、この活躍を見てわかります。彼女にとって貴重で重要な経験になっていると思いますし、まだまだ活躍ができると思います。

 こうして彼女が活躍することで、競馬界における女性騎手の地位が格上げされると思います。フランスでは馬主、調教師ともまだまだ女性騎手を信頼していません。女性騎手は男性の2倍の努力をして、その力を証明していかなければならないのが現状です。ミカエルは、フランスにおいて女性騎手に対する男性の目線を変える働きをしている、何人かの優れた女性騎手の一人です。

 もちろん、私は彼女がここで活躍をすると思っていました。彼女の騎乗スタイルを見ていると、才能があるのがわかります。成功するためにはチャンスが必要ですし、彼女自身の努力ももっと必要です。フレデリックとミカエルは、彼女の将来のキャリアプランを考えているので、努力し続けてくれると思います。

 (ミシェル騎手がJRAに来るとしたら歓迎ですか?)彼女がさらに最大限の努力をしなければなりません。彼女がJRAに来ることは、ファンや皆にとって良いことだと思います。彼女の幸運を祈っていますし、将来私たちのところに来ることを待ちたいと思っています」

(取材:高橋正和、編集:netkeiba)

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