3月6日をもって令和元年度の全日程(14開催、64日間)を終了した川崎競馬は、年間の売上金が前年度比8%増の765億2691万7600円となり、平成30年度に記録した708億5340万8030円を更新したと9日、発表した。
要因として、「川崎競馬が強い馬づくりに取り組んできた中、令和元年度は川崎所属馬が
川崎競馬場をはじめ、他の南関東3競馬場等の重賞競走でも勝利を重ねる活躍を見せたこと」、「電車の中吊り広告など積極的な広報によりインターネットを通じて川崎競馬を購入されるお客様が増えたこと」、「ファミリー向けイ
ベントなどファンサービスの充実により多くのお客様にご来場いただいたこと」が大きいと分析している。
また、近3年で重賞に勝利した川崎所属馬の頭数は、3・5・11頭と増加。令和元年度は川崎所属馬の重賞勝利回数5回を年間の目標としていたが、11頭13回とこれを上回った。
【前年比(平成30年度→令和元年度)】
開催回数:13回→14回
開催日数:63日→64日
売上金:708億5340万8030円→765億2691万7600円
売得金:705億0521万0620円→763億0978万3270円
本馬入場者数:35万7660人→37万1448人
※売得金は売上金から競走除外などの返還金を控除した金額