3月15日(日)に阪神競馬場で行われる
桜花賞トライアル、第54回
フィリーズレビュー(GII)に出走予定の
ケープコッド(牝3歳、美浦・
高柳瑞樹厩舎)について、
高柳瑞樹調教師のコメントは以下の通り。
(前走の
クリスマスローズステークス1着を振り返って)
「前に行く予定でしたが、他の馬が速くてポジションは少し後ろになりました。ただペースも速かったので、結果的にあの位置で良かったのかなと思います。よく差し切ってくれました」
(デビューから5戦して3勝。ここまでを振り返ると?)
「入厩してきた当初から能力はあったので、これぐらい走ってくれて良かったなと思います」
(3ヶ月の中間の様子について)
「前走後は今週を目標にして、短期放牧に出しました。放牧中は順調で、入厩後も順調にきています」
(1週前追い切りについて)
「レースで騎乗予定のデムーロ騎手に感触を確かめてもらう意味も込めて乗ってもらいました。なかなか良かったかなと思います」
(今週の最終追い切りについて)
「輸送もあって牝馬で当該週ですが、負荷はしっかりとかけるように指示しました。予定より少し速かったですが、それに馬が応えてくれたと思います」
(輸送はどうでしょうか?)
「精神的にまだ幼い面があって色々と心配でしたが、前回の長距離輸送では大丈夫でした。一度経験しましたから、今回も大丈夫かなと思っています」
(前走と比べて現在の状態は?)
「放牧している間に馬体は少し成長したかと思います。体重的には少しですが、体は大きくなったように感じます」
(阪神芝1400mという舞台について)
「1200mで勝っている馬なので、1400mに伸びてどうか、というところはありますが、前走を見る限りでは1ハロン延長も大丈夫かなと思います。個人的には1200mがベストなような気もしますが、3歳のこの時期ですから1400mにもチャレンジしてみます」
(最後に意気込みをお願いします)
「自分の厩舎としては、いつも馬のコンディションを重視して出走させているので、大きなレースだからといって気負うことなく、平常心でいきたいです」
(取材:小屋敷彰吾)
ラジオNIKKEI