2月15日の小倉5Rで落馬し、左鎖骨骨折のため休養していた
藤田菜七子騎手(22)=美浦・根本=が12日午後、関係者へ復帰報告などで茨城県・美浦トレセンの出馬投票所を訪れた。落馬負傷後に姿を見せたのは初めて。「万全の状態で復帰するので大丈夫です」と力強くアピールした。
2月19日に茨城県内の病院で患部をプレートで固定する手術を行い、その翌日からリハビリを開始した。「順調に進んでいます。最初は全然腕が上がらなかったけど、今は問題なく上がります」と順調に回復。「明日(13日)、主治医の先生に診断してもらい、それから(調教に)乗る予定です」と、14日にも調教での騎乗を再開することになりそうだ。
デビュー以来、負傷による休養は初めて。それでも「今はケガをする前に近い状態です。来週の競馬までには、ケガする前よりもいい状態で乗れるように調整していきたいです」と、20日の中山競馬での復帰に向けて強い意欲を示した。
提供:デイリースポーツ