14日に中京競馬場で行われる
ファルコンS(3歳・GIII・芝1400m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去8年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが8番。3回で15番が続き、2回が1番、4番、5番、9番、10番、13番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 2-0-1-12 複勝率20.0% 複勝回収率160%
2枠 0-1-1-14 複勝率12.5% 複勝回収率86%
3枠 1-1-2-12 複勝率25.0% 複勝回収率59%
4枠 0-3-2-11 複勝率31.3% 複勝回収率155%
5枠 2-1-1-12 複勝率25.0% 複勝回収率68%
6枠 0-0-0-16 複勝率0.0% 複勝回収率0%
7枠 2-2-0-17 複勝率19.0% 複勝回収率54%
8枠 1-0-1-19 複勝率9.5% 複勝回収率24%
【1〜5人気】
1〜4枠 2-2-3-7 複勝率50.0% 複勝回収率119%
5〜8枠 5-3-2-16 複勝率38.5% 複勝回収率105%
【6人気以下】
1〜4枠 1-3-3-42 複勝率14.3% 複勝回収率113%
5〜8枠 0-0-0-48 複勝率0.0% 複勝回収率0%
昨年は二桁馬番の
ハッピーアワー(8枠15番)と
グルーヴィット(7枠13番)が馬場の外から差し脚を伸ばして1・2着となっていたが、枠順別成績に関しては外枠有利とは言い難く、3着以下を0秒5以上離していた様子からも力量差があったように見受けられる。
上記の通り、5〜8枠から3着以内に好走した10頭は1〜5人気に支持されていた馬ばかりで、上位人気馬においても好走率の観点からは内枠優勢と言えるだろう。一方、6人気以下の伏兵であれば内枠が必須となっており、15年に14人気で勝利した
タガノアザガルも1枠1番からの激走であった。