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【フィリーズレビュー】近年は内枠の前走平場組が波乱の立役者/データ分析(枠順・馬番編)

  • 2020年03月14日(土) 16時30分
 15日に阪神競馬場で行われるフィリーズレビュー(3歳・牝・GII・芝1400m)について枠順・馬番別に検証していく。

 過去10年、馬番別では最多となる3回の馬券絡みが1番、9番、15番。2回が2番、4番、5番、6番、10番、13番、14番、16番となっており、一度も3着以内に好走歴のない馬番は8番と18番に限られる。なお、2015年にフルゲート頭数が16頭から18頭へと引き上げられていることも覚えておきたい。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠 3-1-1-15 複勝率25.0% 複勝回収率120%
2枠 2-0-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率30%
3枠 2-1-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率74%
4枠 0-0-1-19 複勝率5.0% 複勝回収率9%
5枠 1-2-2-15 複勝率25.0% 複勝回収率65%
6枠 1-1-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率287%
7枠 0-3-3-19 複勝率24.0% 複勝回収率73%
8枠 2-1-1-21 複勝率16.0% 複勝回収率55%
※2019年は1着同着

 昨年は1枠1番ノーワン(12人気)と3枠6番プールヴィル(3人気)の1着同着となったが、人気薄の前者は内ラチ沿いを縫うように差し脚を伸ばしていた。内か外の極端な枠順に好走例が多い傾向は、同コースで2週前に施行される阪急杯にも当て嵌まるため、阪神芝1400m自体の特徴とも言えるだろう。

【前走が平場戦】
1枠 2-0-1-6 複勝率33.3% 複勝回収率196%
2枠 0-0-1-6 複勝率14.3% 複勝回収率37%
3枠 0-0-1-5 複勝率16.7% 複勝回収率55%
4枠 0-0-0-4 複勝率0.0% 複勝回収率0%
5枠 1-0-0-5 複勝率16.7% 複勝回収率76%
6枠 0-0-0-7 複勝率0.0% 複勝回収率0%
7枠 0-0-0-7 複勝率0.0% 複勝回収率0%
8枠 0-0-0-4 複勝率0.0% 複勝回収率0%

 また、近年は臨戦過程も変わりつつあり、19年ノーワン(12人気)、18年リバティハイツ(8人気)、16年ソルヴェイグ(8人気)、と前走で平場戦に出走していた人気薄の勝利が目立つようになった。なお、好走馬の大半が内枠を引いていたことも併せて覚えておきたいポイントに思える。

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