中山グランドジャンプへと向かう上で重要な1戦で、昨年の春秋ジャンプGI馬の初顔合わせという意味でも注目の1戦だ。
本命は◎
シングンマイケル。阪神コースは久しぶりとなるが、
阪神スプリングジャンプにはこの馬にとって難易度の高い障害があるわけではない。昨年の
ペガサスジャンプS(2着)、
東京ジャンプS(1着)と初コースを苦にする馬ではないうえに、現在障害重賞3連勝中で完成の域に入ったと思える6歳馬。そろそろハードル界にも世代交代がありそうだ。
昨年同様に、障害競走は約1年ぶりとなる○
オジュウチョウサン。距離、コース、斤量の不安はないが、昨年も久しぶりの障害競走で飛越のミスがあった。正直言えば、この馬が障害競走で負けるシーンは見たくはないが、9歳という年齢を考えても昨年以上のパフォーマンスを期待するのは酷というものだ。
2強をまとめて負かすというのは至難の業だが障害競走5戦4勝▲
トラストにわずかな期待をかけてみたい。目標を先に置く2頭と異なり、この馬は1戦1戦が勝負だ。ただし、強力なラ
イバルに早めにプレッシャーをかけ続けられるようだと苦しくなる。
強力2騎が互いを意識しすぎるようだと、2頭を見るような位置で競馬ができる△
シンキングダンサーの食い込みも注意したい。