20日に中山競馬場で行われる
フラワーC(3歳・牝・GIII・芝1800m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、阪神競馬場で代替開催された2011年はデータの集計対象外とした。
過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが9番。次点で3回の3番、4番、7番、10番、12番が続き、2回が6番、11番、13番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-0-0-15 複勝率6.3% 複勝回収率10%
2枠 1-1-1-13 複勝率18.8% 複勝回収率66%
3枠 1-1-1-14 複勝率17.6% 複勝回収率75%
4枠 2-1-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率51%
5枠 1-3-3-13 複勝率35.0% 複勝回収率153%
6枠 1-2-2-15 複勝率25.0% 複勝回収率65%
7枠 2-2-1-15 複勝率25.0% 複勝回収率60%
8枠 1-1-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率11%
※2014年は2着同着
【前走4角5番手以内】
1〜4枠 5-3-2-29 複勝率25.6% 複勝回収率85%
5〜8枠 3-4-6-35 複勝率27.1% 複勝回収率87%
【前走4角6番手以下】
1〜4枠 0-0-1-29 複勝率3.3% 複勝回収率7%
5〜8枠 2-4-0-26 複勝率18.8% 複勝回収率50%
まず、最内の1枠と大外の8枠は好走率・回収率ともに低調な成績で、17年1着
ファンディーナ(8枠12番)、15年1着
アルビアーノ(1枠1番)、09年2着
ディアジーナ(8枠16番)、いずれも1人気に支持されていた馬しか好走できていない。
また、上記の通り内目の枠順を引いていた馬は正攻法に立ち回れるタイプが好ましく、1〜3人気の上位人気馬でも1〜4枠かつ前走4角6番手以下は「0-0-1-6」と凡走傾向にある。総合的に判断すれば5〜7枠の割引材料が少なく、それは複勝率の数値からも明言できるだろう。