netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
阪神大賞典の「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
矢作芳人厩舎×
福永祐一騎手(
タイセイトレイル)】
矢作芳人厩舎の「直近5年」の騎手別騎乗数を見ると、1位が
坂井瑠星騎手の426回、2位が中谷雄太騎手の374回。これに続く
岩田康誠騎手が102回という数字からも、この2人を中心に起用しているのは明白だ。だからこそ、馬券的にはこの2騎手以外で臨んでくる時に注目したい。
「直近5年」で「
矢作芳人厩舎×
福永祐一騎手」は13-12-6-34。複勝率47.7%は着別度数上位10騎手内では
C.ルメール騎手に次ぐ数字で、好走率が非常に高い。複勝回収率も96.0%と払戻率を大きく上回っており、馬券妙味も十分だ。
リアルスティールや
コントレイルといった素質馬の手綱をデビュー戦から任されているあたりに、矢作調教師の厚い信頼が窺える。
福永騎手は
タイセイトレイルには初騎乗となる。
タイセイトレイルは、オープン入り後、重賞で2着4着5着と善戦を続けている。最後に一伸びを欠いた前走を見る限り、400m距離が短くなるのはプラス材料だろう。待望の重賞初制覇を期待したい。