20日、中山競馬場で行われた第34回
フラワーC(3歳・牝・GIII・芝1800m)は、2番手でレースを進めた藤井勘一郎騎手騎乗の12番人気
アブレイズ(牝3、栗東・
池江泰寿厩舎)が、直線で先頭に立ってゴールまで押し切り、中団から差を詰めた4番人気
レッドルレーヴ(牝3、美浦・
藤沢和雄厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分48秒2(良)。
【豆知識】
◆藤井勘一郎騎手は
JRA騎手免許を取得して2年目、騎乗機会14戦目で
JRA重賞初制覇。
◆
池江泰寿調教師は開業3年目の2006年から、15年連続
JRA重賞制覇。
JRA重賞通算80勝目。
◆現3歳世代が初年度となる
キズナ産駒。
函館2歳S(
ビアンフェ)、
京成杯(
クリスタルブラック)、
チューリップ賞(
マルターズディオサ)、
北海道2歳優駿(
キメラヴェリテ)に次いで重賞5勝目。
◆青鹿毛の
キズナ産駒は
JRAオープンで4戦3勝(2着1回)。他に
マルターズディオサ、
ケヴィン(
若駒S1着)がいる。
◆単勝7930円は、1986年以降の
JRA3歳重賞で歴代10位の高配当。1位は1989年の
エリザベス女王杯(当時3歳限定)を勝った
サンドピアリスで43060円。