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【日経賞】波乱も珍しくない伝統の一戦、あの穴馬に期待したい/JRAレース展望

  • 2020年03月25日(水) 06時00分
 天皇賞・春の前哨戦で、今年で68回を数える。過去には、テンジンショウグンレオリュウホウネコパンチの3頭が単勝万馬券で制しており、別定のGIIにしては荒れることが多いというのが一つの特徴と言えるだろう。

1.基本的に前有利

 阪神開催だった11年を除く過去9年で、4角5番手以内だった馬が7勝、3番手以内に絞っても5勝をあげている。12年にはネコパンチが12番人気で逃げ切り勝ちを収め、17年には7番人気のミライヘノツバサが4角先頭の競馬で2着など、積極的な競馬をした人気薄が激走するケースもままある。

2.前走の距離に注目

 過去9年、前走が2000m以下の距離だった馬は[0-0-3-24]で複勝率11.1%しかない。また、3000m以上だった馬も[1-1-1-23]で複勝率11.5%。前走の距離が2200〜2500mだった馬が3着以内の大半を占める。

3.乗り替わりは苦戦気味

 過去9年で、前走からの継続騎乗だった馬が[7-3-6-33]で連対率20.4%・複勝率32.7%と優秀なのに対し、前走からの乗り替わりとなった馬は[2-6-3-62]で連対率11.0%・複勝率15.1%。もちろん乗り替わりが功を奏すケースもあるが、トリッキーなコースで行われるレースなだけに、継続騎乗の方が心強い。


 ガンコは前走の京都記念で長期の休養から復帰。いきなり好走とはいかなかったが、直前の調教で好タイムを出すなど復調の兆しはみせていた。一叩きされて状態は更に上向いており、今回は2年前に制したレースに替わる。スムーズに先行できれば変わり身あってもおかしくないだろう。

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