netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
高松宮記念の「ゴールデンコンビ」はこちら。
【安田隆行厩舎×
川田将雅騎手(
ダノンスマッシュ)】
「安田隆行厩舎×
川田将雅騎手」の「直近1年」成績は5-5-6-6。複勝率72.7%、複勝回収率100.5%で、極めて好走率が高い。人気馬での好走が多いが、19年の
シリウスSでは7番人気の
アングライフェンで2着という実績も。安田隆行厩舎は、
北村友一騎手、
斎藤新騎手を主に起用しており、数は少ないものの勝負がかりの一戦では川田騎手、
M.デムーロ騎手を起用する傾向がデータからは見て取れる(ちなみに
M.デムーロ騎手の「直近1年」成績は5-4-6-3)。それだけに、ドバイ国際競走の中止に伴い、主戦かつ勝負騎手である川田騎手の騎乗が可能になったのは、
ダノンスマッシュにとっては大きな追い風だろう。
川田騎手は過去に
ダノンスマッシュで2-0-1-0。
キーンランドC、
オーシャンSに優勝し、
スプリンターズSで3着している。脚の使いどころが難しいタイプだけに、継続騎乗の上積みも大きいだろう。待望のタイトル奪取のチャンス到来だ。