今週からトレセン内への関係者の立ち入りへの制限が厳しくなりました。幸い私は入れていますが、マスク等を着用して予防措置を施すことが条件となっています(当然ですね)。馬主さんなどは入場できなくなっていますし、取材以外の理由での関係者へのトレセン内での面会はできません。
では、トレセンの外で会えばいいのか、というと逆に気が引けるので、極力電話で用を済ませています。さらに言うと、私は普段は東西トレセンを行き来していますが、トレセンにコ
ロナを持ち込まないためにトレセンと自宅以外には極力立ち寄らないように心がけています。正直、不便も感じますが、こうやって競馬が無事に開催され続けて欲しいし無理のない範囲で取材も続けたいので、しばらくはこの生活をキープしていきます。
まだ出口は見えませんが、必ずまた沢山のお客さんが入った競馬が開催されるはず。その日まではとにかく我慢です。
さて、中山で行われる
日経賞。
レッドレオンが引き続き、この馬なりにいい状態で体調をキープしているようです。最終追い切りでは
スマートアリエルとの併せ馬で併入しています。
「もともと坂路ではすごく動くタイプではないので最後はこんなもんかな、と思います。変わらず順調にこれたと思います」と小滝助手。
この週末は道悪も予想されますが、そのあたりについては、
「軽いから切れるというタイプではないし、こなせると思います」と特に問題視はしていないようでした。
かつては胃があまりよくなくて競馬で力を発揮するに至らなかった
レッドレオンですが、これはかなり解消されているようですね。よかったです。
「しっかり調教が出来るようになっていますね。内面の弱さが解消されて、体が減らなくなりました」
馬体重も前走比で大きな変化が見られないとのこと。体調さえ整えばもっともっと上を目指せる馬ですから、まずは初タイトルを期待しています。
(取材・文:花岡貴子)