高松宮記念でG1初制覇を果たした
モズスーパーフレア(牝5歳、栗東・音無)が激戦から一夜明けた30日、栗東トレセンで元気な姿を見せた。
2位入線も、1着入線した
クリノガウディーが内斜行のため4着に降着になり繰り上がりでのV。音無師は「実感はあんまり沸いていないよ。お客さんがいなかったのと、決まり手がね」と控えめだったが、それでも弟子である松若のG1初勝利に、「喜びが半分、複雑さが半分」とわずかに表情を緩ませた。
今後について師は「オーナーと相談するけど、
スプリンターズS(10月4日・中山、芝1200メートル)にぶっつけで行く公算が大きい。G3は斤量を背負うからね」とG1への直行を示唆。史上6頭目となる同一年春秋ス
プリントG1制覇に向け、まずは吉澤ステーブルWEST(滋賀県)で疲れを取る予定だ。
提供:デイリースポーツ