新年度になって最初の中央開催となる今週末、日曜に行われる
大阪杯(GI)。阪神競馬場の内回りBコースは直線が359mと短く、
有馬記念が行われる中山競馬場や
ジャパンCが行われる東京競馬場とはひと味もふた味も違う舞台といえる。
コースが異なれば当然、求められる適性も変わるが、各馬の成績を見るだけでは簡単には見抜けない。悩むアナタに注目してもらいたいのが、血統という予想
ファクターだ。各馬の父や母父、母系など過去の好走馬やレースぶりのデータから蓄積された血統分析は多くの馬の適性を明らかにする
キッカケになることがしばしば。
そんな血統予想の大御所がご存知、亀谷敬正氏だ。血統ビームという予想理論をもとに、
ウマい馬券の予想やnetkeibaコラム、netkeibaTVの『血統の教室』などで活躍。先週の
高松宮記念では▲
モズスーパーフレア(1着)、△
グランアレグリア(2着)、◎
ダイアトニック(3着)、△
クリノガウディー(4着)と、印を打った馬が上位を独占。馬場状態や過去のレース傾向にあった血統を持つ馬を狙う予想
スタイルで、169,450円の払戻しとなった。
今週の
大阪杯の人気馬に目を向けると、
ダノンキングリーや
ワグネリアンは
ディープインパクト産駒、
ラッキーライラックは
オルフェーヴル産駒、
クロノジェネシスは
バゴ産駒、
ブラストワンピースは
ハービンジャー産駒と、父馬がバラエティに富んでいる。
前述したディープ産駒2頭にしても、前者は母父がストームキャット、後者は
キングカメハメハとそれぞれ異なっている。多彩な血統が見られるレースで果たして、亀谷氏はどの馬を本命に指名するのか、興味は尽きない。
ウマい馬券では重賞レースの予想を公開し、予想バイブル「血統ビーム激走メモ」では中山・阪神のレースごとに血統注目馬やコースごとの狙える注目血統を公開している。亀谷氏の血統予想を参考に、重賞から平場まで競馬を丸ごと楽しんでほしい。