netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がったダービー卿CTの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
池江泰寿厩舎×藤井勘一郎騎手(
ジャンダルム)】
昨秋の
京成杯AH時にも推奨して、10番人気3着と期待に応えてくれたのがこの「
池江泰寿厩舎×藤井勘一郎騎手」コンビ。当時、「直近1年」成績は1-3-2-10で複勝率37.5%、複勝回収率105.0%とお伝えしたのだが、現時点での「直近1年」成績は5-3-3-16。複勝率40.7%、複勝回収率161.1%と、好走率・回収率ともに申し分ない水準まで跳ね上がっている。
勘の良い読者の方はもうお気づきかと思うが、先の
フラワーCを制したのがこのコンビだ。12番人気の
アブレイズで2番手から鮮やかに抜け出し、波乱を演出してみせた。
アブレイズとは新馬戦でも6番人気1着と穴を開けている。昨秋の段階ではあくまで馬券妙味を優先した狙いだったが、今や、名実ともに「ゴールデンコンビ」になったと言っていいだろう。
藤井勘一郎騎手は
ジャンダルムに過去5回騎乗。
京成杯AHで3着した後、年明けの
ニューイヤーSで勝利を収めている。前走の
東風Sでは1番人気を裏切る結果となってしまったが、58キロを背負っての外枠は厳しい条件だった。中山芝1600mへの適性の高さ自体は疑いようがないので、手頃な人気に戻りそうな今回は絶好の狙い目だ。