翌日に行われる
桜花賞と同じ外回り1600mコースを使って行われる別定重量のGII競走。
ヴィクトリアマイルを占う意味でも必見のレースだ。距離が1600mに変更されてからの過去4年で、ここを
ステップに
ヴィクトリアマイルを制した馬が3頭(16年
ストレイトガール、17年
アドマイヤリード、18年
ジュールポレール)いて、関連性がより強まっている。
桜花賞2着、
チューリップ賞2着と高いコース適性を示している◎
シゲルピンクダイヤを狙う。以前は追い込み一手だったが、昨年暮れの
ターコイズSは早めに追い上げて3着。前走は初めて経験する1400mのペースに戸惑ったのか、あるいは重馬場の影響か、周囲追いどおしで流れに乗れなかったうえに、最後の直線では行き場を失うような不利もあった。それでも、最後は差を詰めており、得意な条件なら見直したい。
コース適性という話になれば
阪神ジュベナイルフィリーズ、
チューリップ賞に勝って
桜花賞1番人気○
ダノンファンタジーは当然、上位だ。苦にしないとはいえ、約半年ぶりの実戦であることに加えて、まだ勝利経験のない55キロで少々割り引いた。
阪神ジュベナイルフィリーズ3着、
桜花賞5着▲
ビーチサンバも、阪神競馬場のマイル戦でデビュー戦を飾っている。前走は出遅れて、後方からの競馬となったが、4角では絶望的な位置から出走メンバー最速の上がりタイムで5着まで押し上げている。昨年の
ローズS以降は先行力を身につけているが、今回はどのような位置から競馬をしてくれるのかも気になるところだ。
今年に入ってから重賞2連勝△
サウンドキアラ、
東京新聞杯2着
シャドウディーヴァ、先行力を生かせそうな△
トロワゼトワルと△
プールヴィルも抑えておきたい。