19日に阪神競馬場で行われる
アンタレスS(4歳上・GIII・ダート1800m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、阪神競馬場に移設された2012年以降をデータの集計対象とした。
過去8年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが4番。3回で10番が続き、2回が1番、3番、9番、12番、13番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-1-1-13 複勝率18.8% 複勝回収率53%
2枠 0-3-3-10 複勝率37.5% 複勝回収率78%
3枠 0-0-1-15 複勝率6.3% 複勝回収率36%
4枠 0-1-1-14 複勝率12.5% 複勝回収率20%
5枠 5-0-0-11 複勝率31.3% 複勝回収率58%
6枠 1-1-1-13 複勝率18.8% 複勝回収率118%
7枠 1-0-1-14 複勝率12.5% 複勝回収率37%
8枠 0-2-0-14 複勝率12.5% 複勝回収率23%
【前走4角3番手以内】
1枠 1-1-0-4 複勝率33.3% 複勝回収率70%
2枠 0-2-1-4 複勝率42.9% 複勝回収率67%
3枠 0-0-0-5 複勝率0.0% 複勝回収率0%
4枠 0-1-0-3 複勝率25.0% 複勝回収率32%
5枠 5-0-0-2 複勝率71.4% 複勝回収率134%
6枠 1-1-1-1 複勝率75.0% 複勝回収率472%
7枠 1-0-0-6 複勝率14.3% 複勝回収率47%
8枠 0-1-0-6 複勝率14.3% 複勝回収率31%
過去8年で5勝と5枠の成績が突出しており、昨年も6人気の
アナザートゥルースが5枠9番から勝利していたことは記憶に新しい。ただし、1人気の支持を集めた5枠10番
ウェスタールンドは馬券圏外の4着に敗れていた。
アンタレスSは先行力の高いタイプほど好走する傾向にあり、12年には6枠12番から11人気の
アイファーソングが2着に激走するなど、前走4角3番手以内で通過していた5・6枠の馬は驚異的な成績を残している。枠順を評価する際には併せて脚質にも注目すべきだろう。