netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
アーリントンCの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
斉藤崇史厩舎×
川田将雅騎手(
トリプルエース)】
「
斉藤崇史厩舎×
川田将雅騎手」の「直近1年」成績は4-2-2-4。単勝回収率120.8%、複勝回収率100.8%と回数こそ少ないが、中身は非常に濃い。代表馬は3-2-2-1の好成績で、今年の飛躍が期待されている
ヒンドゥタイムズ。
実はこのコンビ、「直近5年」まで範囲を広げると5-5-6-26で複勝率38.1%、複勝回収率55.5%止まり。「直近1年」で成績が急上昇しており、勝負度合いの高い馬を厳選して川田騎手に依頼していることが見て取れる。
今週から適用される騎手の移動制限により、土曜と日曜で異なる競馬場で騎乗するのは不可能となる(障害競走は除く)。
皐月賞に騎乗する騎手が
アーリントンCに騎乗できない中で、川田騎手の存在感は圧倒的だ。
川田騎手は
トリプルエースに初めての騎乗。とはいえ、ゴドルフィン所有馬とのコンビという意味では、
ファインニードルや
ファッショニスタなどで活躍しており、相性が良さそうだ。
トリプルエースは2走前の
朝日杯FSこそ11着と大敗しているが、1000m通過57.2秒のハイペースを3番手で追いかけてのものだった。差しに構えた場合は大きく崩れておらず、GIIIならば十分にチャンスがあるだろう。