「マイラーズC・G2」(26日、京都)
春の古馬マイル決戦に続く重要な前哨戦。19年の
最優秀短距離馬を筆頭に好メンバーがそろった。
安田記念を今季の最大目標に定める
インディチャンプが、態勢を整えて前哨戦に挑む。新型コ
ロナウイルス感染拡大の影響で香港遠征を回避する形にはなったものの、リフレッシュ放牧を経て、調整はすこぶる順調だ。
1週前追い切り(栗東坂路)では20日、福永を背に栗東坂路で4F53秒3-12秒7(G強め)。テンポ良くラップを刻んで、力強い動きを見せた。気配は上々。「いい動きをしてくれました。精神的な面は、いつもと変わりませんが、前回(
中山記念4着)よりもいい状態だと思います」。感触を確かめた福永は、上昇カーブを感じ取っている。
前走の
中山記念は久々に加えて千八。1、2着馬が
大阪杯の3、1着馬となったように、ハイレベルな一戦だったことは確かだ。使って良くなるタイプで、休み明けでの0秒4差4着は、決して悪くない内容だったと言える。
音無師は「490キロで帰厩しましたから、まだ太めが残っていましたし、馬場の影響もあるので、そんなに時計は速くありませんでしたね。
安田記念に向けて、いい前哨戦になれば、と思っています」と話す。ここでいい結果を出し、連覇が懸かる府中決戦へと向かいたい。
提供:デイリースポーツ