26日(日)京都競馬場で行われる第51回マイラーズカップ(GII)に出走を予定しているヴァルディゼール(牡4、渡辺)について追い切り後の渡辺薫彦調教師のコメントは以下の通り。

・(前走の洛陽Sは)体調も良くいい競馬ができるだろうという期待はありました。こちらが思っていた以上に強い競馬をしてくれました。

・(その後の路線について)他にも選択肢はありましたが、京都のマイルが合っているのではという考えがありここを目標に決めました。

・(中間については)特に問題無く順調に調教をつめているので自信を持ってレースに臨めます。

・(一週前追い切りは)北村友一騎手にまたがってもらい感触を確かめてもらいました。時計的にもいい印象で、騎手も良い動きだったと言ってくれていました。いい追い切りが出来ました。

・(今朝の追い切りは)馬場が(使われて)時計のでない時間帯だったので時計には拘らずラストに重点を置いてという指示でした。イメージ通りの調教が出来たと思います。

・この馬のウィークポイントをあげるとするなら勝負所の反応の鈍さがある馬なので京都競馬場の外回り、その下りを利用してスピードに乗って行くレースが今の時点では合っていると思います。結果も出ています。

・いろいろ調教でも併せ馬や前に馬を置いて追いかけたりとしていますが、まだまだこれからの馬です。そのあたり(反応の鈍さ)が解消すればもう一段上に行ける馬です。今回はメンバーも強いですし胸を借りる気持ちで頑張ります。

[取材:檜川彰人]

ラジオNIKKEI