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【福島牝馬S血統データ分析】2連覇中のメイショウサムソン産駒に今年も注目が集まる

  • 2020年04月24日(金) 16時40分
 25日に福島競馬場で行われる福島牝馬S(4歳上・牝・GIII・芝1800m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、新潟競馬場で代替開催された2011年はデータの集計対象とした。

 過去10年で最多となる4回の馬券絡みがメイショウサムソンディープインパクト。3回でゼンノロブロイが続き、2回がタニノギムレットクロフネフジキセキとなっている。

 メイショウサムソン産駒は「2-1-1-4」。19年デンコウアンジュ、18年キンショーユキヒメと産駒が目下2連覇中であり、17年にもフロンテアクイーンが2着に好走するなど、近年の勢いには目を見張るものがある。今年はデンコウアンジュが4年連続の出走となり、昨年の勝ち馬として連覇を目論む。

 初出走となるオルフェーヴル産駒は上位人気と目されるエスポワールほか、マルシュロレーヌモルフェオルフェが出走予定(同産駒のコース成績は「3-3-1-29」勝率8.3%・複勝率19.4%)。

 なお、オルフェーヴルの父であるステイゴールドの産駒は「0-1-0-11」。好走率こそ低いものの、09年アルコセニョーラ(11人気2着)などが大駆けしており、昨年もペルソナリテが10頭中9人気ながら4着(3着とはハナ差)と健闘していた。今年はカリビアンゴールドリープフラウミルヒが出走予定。

 ディープインパクト産駒は「0-3-1-6」。好走数においてはメイショウサムソンと同等ではあるものの、こちらの産駒は未勝利であることが懸念材料。ただし、1・2人気の支持を集めていた馬に限れば「0-3-1-0」と凡走例もない。今年はサラキアショウナンバビアナダノングレースの3頭が出走予定。

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