「天皇賞(春)・G1」(3日、京都)
1番人気の
フィエールマンが、先に抜け出した11番人気の
スティッフェリオをゴール前で鼻差とらえ、平成最後と令和最初を飾る、史上5頭目の同レース連覇達成。ルメールは史上初の天皇賞4連勝となった。3着には4番人気の
ミッキースワローが入った。
11番人気の
スティッフェリオが2着に大健闘。
フィエールマンには鼻差及ばなかったが、3200メートルを精いっぱい走り抜いた。
「頑張ってくれました。ラスト100メートルで息が上がってしまいましたが、無理せず好位でレースできたことが頑張りにつながったと思います」。18年7月の五稜郭S(2着)以来のコンビとなった北村友は、パートナーの走りをねぎらった。
1周目のスタンド前で
キセキが主導権を握ると3番手に収まり、コースロスなく折り合いもピタリ。これ以上ないスムーズなレース運びだった。音無師は「もう少し後ろから行く予定でしたけど、スタートが良かったですから。あと少しでアッと言わせるところでしたが、欲を言えばきりがないですしね」と話した。次走は未定だが、
宝塚記念が
ターゲットになってきそうだ。
提供:デイリースポーツ