10日に新潟競馬場で行われる
新潟大賞典(4歳上・GIII・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが5番。3回で1番、2番、4番、6番、16番が続き、2回が9番、11番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 3-1-2-14 複勝率30.0% 複勝回収率115%
2枠 0-2-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率114%
3枠 2-3-2-13 複勝率35.0% 複勝回収率147%
4枠 0-1-0-18 複勝率5.3% 複勝回収率11%
5枠 2-1-0-17 複勝率15.0% 複勝回収率45%
6枠 1-0-2-16 複勝率15.8% 複勝回収率52%
7枠 0-1-1-18 複勝率10.0% 複勝回収率59%
8枠 2-1-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率76%
【キャリア20戦以下】
1・2枠 1-2-0-9 複勝率25.0% 複勝回収率64%
3・4枠 0-1-2-14 複勝率17.6% 複勝回収率44%
5・6枠 3-1-1-8 複勝率38.5% 複勝回収率108%
7・8枠 2-2-1-10 複勝率33.3% 複勝回収率164%
【キャリア21戦以上】
1・2枠 2-1-4-21 複勝率25.0% 複勝回収率136%
3・4枠 2-3-0-17 複勝率22.7% 複勝回収率109%
5・6枠 0-0-1-25 複勝率3.8% 複勝回収率18%
7・8枠 0-0-1-24 複勝率4.0% 複勝回収率10%
まず、1〜3枠の複勝回収率がプラス収支を記録している通りに内枠優勢で、昨年も1枠1番の
ミッキースワローと3枠6番の
ロシュフォールが2・3着で入線していた。
一方、昨年の勝ち馬
メールドグラースは8枠15番から勝利しており、キャリアの浅い馬であれば外目の枠順も苦にならず、むしろ好走率・回収率ともに優秀な成績を残している。なお、5〜8枠かつキャリア21戦以上は連対例がなく、苦戦傾向にあるので注意したい。