5月9日、南オーストラリア州アデレードのモーフェットビル競馬場でG1・南オーストラリアダービー(芝・2500m)が開催された。
あいにくの雨の中、重馬場のコンディションで行われた同開催。
メインの南オーストラリアダービーでは、一番人気のラシアンキャメロットが前半から最後方で外々を回される苦しい競馬となりながらも、直線までに先頭集団を射程圏に捉えると、大外から一気に突き抜けて最後は1.8馬身差の完勝だった。
2着にはダーラサン、3着に
ウォーニングが入り1、2、3番人気で人気通りの着順となった。
ラシアンキャメロットに騎乗したJ.
アレン騎手は「前半は厳しいポジションだったが、折り合いは良かった。調教師(D.オブライエン)からは一番強い馬だから自信を持って乗ってくれと言われていた。(北半球産なので)他の馬から半年若いとは思えない内容で、古馬になった時どれだけのレースが出来るか更に楽しみです」とコメント。
(取材:川上鉱介)