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【新潟大賞典予想】波乱含みの一戦、前走で強敵撃破のレッドガランに期待/JRAレース展望

  • 2020年05月10日(日) 06時04分
 JRAでは唯一の芝2000mワンターンコースであり、春の新潟開催のメインレースでもある。最後の直線も600m以上あり、展開の紛れはないと考えられるも、そこはハンデキャップレース。過去10年で1番人気の優勝馬はなく、16年にフルーキーが2着となったほかは3着が3回あるのみ。1〜3番人気まで枠を広げても延べ30頭の出走で4勝2着5頭3着3頭と波乱含みのレースとなっている。

 ◎レッドガランは500キロを超える大型馬。脚部不安を発症したためにデビューが遅れたが、経験馬相手にメンバー最速の上がりを繰り出して初戦で初勝利を記録。その後もしっかりと間隔を空けながら大事に使われてデビュー8戦目にオープン入り。オープン初挑戦の白富士Sは脚を測るように追い込んで3着。前走の大阪城Sは2番手追走から重賞勝ち馬を相手に抜け出した。祖母の全兄妹にダンスインザダークダンスインザムードがいる良血ファミリー。クラスの壁は突破してくれるだろう。

 ○アトミックフォースは全4勝を左回りの2000mで記録しているサウスポー。前走は離れた2番手から力強く抜け出した。一瞬の脚というよりは長く良い脚を使えるタイプで長い直線はあっているはず。3勝クラスを勝ったばかりとはいえ3歳時はプリンシパルS5着。54キロなら目が離せない存在だ。

 晩成のハーツクライ産駒らしく距離延びて、そして6歳を迎えて本格化を迎えた▲インビジブルレイズも楽しみな1頭だ。同じ左回りの2000mで行われた白富士Sは早め先頭からそのまま押し切る強い内容だった。前走と同じ56キロなら、この馬にもチャンスがありそうだ。

 上昇度著しい良血△ブラヴァス小倉大賞典であっと言わせた△ドゥオーモ、トップハンデながらも逃げ戦法が板についてきた△ダイワキャグニーと、最後に△トーセンスーリヤの名前も挙げておきたい。

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