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【オークス見どころ】デアリングタクトが無敗の2冠制覇に挑む

  • 2020年05月18日(月) 10時00分
 中心は桜花賞デアリングタクトだろう。ここでも末脚を爆発させて2冠達成なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■5/24(日) オークス(3歳・牝・GI・東京芝2400m)

 デアリングタクト(牝3、栗東・杉山晴紀厩舎)はデビュー3連勝で桜花賞を制覇。タフな馬場の中しっかり末脚を伸ばし、一気に各馬を差し切ってみせた。その後は反動が心配されたが、順調に調整されており状態は良好。1957年のミスオンワード以来となる無敗の牝馬クラシック2冠を目指す。

 デゼル(牝3、栗東・友道康夫厩舎)は超良血のディープインパクト産駒で、現在デビュー2連勝中。いずれも上がり最速の末脚で差し切っており、特に前走のスイートピーSは上がり3ハロン32秒5という圧巻の瞬発力を披露した。今回は一気の相手強化となるが、新星誕生なるか。

 クラヴァシュドール(牝3、栗東・中内田充正厩舎)は2歳秋のサウジアラビアRCサリオスに食い下がって2着した実績があり、東京へのコース替わりは歓迎だろう。阪神JFで3着、チューリップ賞で2着など惜敗が続いているが、この大舞台で鬱憤を晴らすことができるか。

 その他、クイーンCの覇者ミヤマザクラ(牝3、栗東・藤原英昭厩舎)、フローラSの勝ち馬ウインマリリン(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)、アルテミスS以来の勝利を狙うリアアメリア(牝3、栗東・中内田充正厩舎)、シンザン記念優勝馬サンクテュエール(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)、桜花賞で3着のスマイルカナ(牝3、美浦・高橋祥泰厩舎)、チューリップ賞を制したマルターズディオサ(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。

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