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【平安S 血統データ分析】初勝利の掛かる種牡馬の産駒が上位人気と目される

  • 2020年05月22日(金) 09時11分
 23日に京都競馬場で行われる平安S(4歳上・GIII・ダート1900m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、京都ダート1900mで施行されるようになった2013年以降をデータの集計対象とした。

 過去7年で最多となる3回の馬券絡みがキングカメハメハアドマイヤボス。2回でシンボリクリスエスゴールドアリュールが続く。ちなみにアドマイヤボス産駒の好走例は、いずれもクリノスターオー(16年2着、15年2着、14年1着)によるもの。

 スウェプトオーヴァーボード産駒は「0-0-1-0」。昨年の3着馬でもあり、実績面からも上位人気と目されるオメガパフュームが出走予定。同産駒は下級条件を含めても未だ勝利例のないコースではあるが、3着以内に好走した延べ3頭のうち2回がオメガパフュームでもある(同産駒のコース成績は「0-1-2-10」勝率0.0%・複勝率23.1%)。

 ゴールドアリュール産駒は「0-1-1-6」。2度の好走例はクリソライト(17年6人気2着、16年4人気3着)によるもので、出走した延べ8頭のうち5頭は二桁人気馬でもあった。今年はGIで一線級の活躍を続けるゴールドドリームが参戦する(同産駒のコース成績は「9-17-8-74」勝率8.3%・複勝率31.5%)。

 初出走となるカジノドライヴ産駒からは、ヴェンジェンスヒロブレイブの2頭が出走予定。A.P. Indy系種牡馬の産駒と大まかな括りでみれば、15年1着インカンテーション(父シニスターミニスター)や18年3着クインズサターン(父パイロ)を好走例として挙げられる(同産駒のコース成績は「2-2-2-7」勝率15.4%・複勝率46.2%)。

 ハーツクライ産駒は「0-0-0-2」。過去に出走した2頭はいずれも二桁人気馬でもあり、16年13着マジェスティハーツに至っては初ダートでもあった。同産駒からはロードレガリススワーヴアラミス、と今年のアルデバランSの1・2着馬が揃って出走するため、改めて種牡馬としての真価を問われるだろう(同産駒のコース成績は「5-6-5-49」勝率7.7%・複勝率24.6%)。

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