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【日本ダービー予想】 現代競馬でも“ダービーポジション”は重要!? 人気薄で台頭しそうな穴馬候補に共通するテッパン傾向とは?/JRAレース展望

  • 2020年05月27日(水) 18時33分
 かつてフルゲートが今よりもはるかに多く設定されていた時代、ダービーというレースには「最も運のある馬が勝つ」「ダービーポジション」という格言がありましたが、それらはフルゲートが縮小された現代においても、じつはそのまま通用している感があります。

 近年の決着傾向でも「強い上位人気馬(主に差し馬)」に対して「運の良い下位人気馬(主に先行馬)」が、枠順や位置取りやコース取りのアヤによって本来の能力差を覆す結果がたびたび起きており、最高峰レースとされながらも純粋な能力比べになっているとは言い難いというのが実情です。

 実際に近3年でも、17年のマイスタイル(14人4着)や18年コズミックフォース(16人3着)、そして昨年勝利したロジャーバローズ(12人1着)のように、4角1-2番手で競馬を進めた馬が毎年人気薄で激走しており、それらは後から振り返っても能力的には決して秀でていない馬が運も向いたことで上位入線に至ったと解釈するのが妥当でしょう。

 今年は2強と目されるサリオス&コントレイルは抜けた存在としても、その次にチャンスがあるのは3番目に強い馬よりも上記の通り、内の前めで競馬をして運を掴める馬だというのが同レースの鉄板傾向であり、狙い方です。

 その有力候補としては、“差し有利”となった皐月賞で先行しながら善戦したウインカーネリアン、近年の人気薄激走馬の過半数を占める“トライアルレースで先行していた馬”に唯一該当するビターエンダーの2頭とみています。
(文=キムラヨウヘイ)

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