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【鳴尾記念展望】宝塚記念の前哨戦、あの馬の巻き返しを期待したい

  • 2020年06月03日(水) 06時00分
 12年に現在の時期と条件へと変更され、宝塚記念の前哨戦として位置づけられるようになった一戦。開幕日の綺麗な馬場で行われることもあって、ここ4年で2度もコースレコードが更新されている。

1.外枠優勢

 条件変更後の8年で、7・8枠だった馬は[6-5-0-20]で連対率35.5%。対して、1・2枠だった馬は[0-1-2-15]に留まる。開幕週だからと言って内有利というわけではなく、特にこのレースは外枠がよく好走する。

2.凡走からの巻き返し

 過去8年で前走6着以下だった馬が7勝。凡走してきた馬の巻き返しが目立つ。前走5着以内だった馬は、出走数が少ないというのもあるが、17年に2番人気で7着のバンドワゴン、16年に1番人気で6着のヤマカツエース、15年に1番人気で4着のエアソミュール、13年に1番人気で6着のパッションダンスなど凡走も多い。

3.ゆったりしたペース

 過去8年で前傾ラップとなったのは一昨年の1回のみ。内回りで行われるが、基本的にはゆったりとした流れになりやすいレースだ。しかし逃げ馬が有利というわけではなく、逃げた馬が馬券内に残ったのは3回だけ。ラスト200m地点にある上り坂あたりで形勢が逆転するケースが多く、逃げ馬を射程圏内に入れて立ち回れる先行馬や中団から差して来れる馬に分がある。


 エアウィンザーは前走の新潟大賞典で9着も、骨折で7か月のブランクがあり、かつトップハンデの57.5kgを背負っていたことを踏まえれば見直す余地は十分にあるだろう。また、これまで4着以下に敗れたのは、GI初挑戦だった大阪杯を除くと、3戦いずれも外回りコースであるのだから、内回りコースに今回替わるのもプラスとなるはずだ。

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