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【エプソムC】美浦レポート ピースワンパラディ

ラジオNIKKEI
  • 2020年06月10日(水) 19時20分
14日(日)東京競馬場で行われるエプソムカップ(GIII)に出走予定のピースワンパラディ(牡4、美浦・大竹正博厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

ピースワンパラディについて大竹正博調教師

(前走の湘南Sを振り返って)
「マイルの距離では本質的に少し忙しいかなと思っていたので、ある程度ポジションを取ったなかで競馬をしてほしいというオーダーでした。仕掛けてから早めに抜け出す形になったので、最後は少しソラを使っているのかなという印象を受けました。そこはジョッキーも理解した上でギリギリまで追い出しのタイミングを待ち、最後の最後にステッキを入れて、僅かの差で勝ったという内容でした。1800メートルであれば、マイルよりは競馬はしやすいかなと思います」

(ここまでの馬の成長について)
「馬体重をみてもデビュー当初とほとんど変わっていないように、肉体面は去年のうちに成長し切っているのではないかと思っています。メンタル面ではズルさを覚えてきているようで、まだまだ課題があるという感じです」

(3歳春には青葉賞にも挑戦)
「なんとか権利をとってダービーへ駒を進めたかったのですが果たせませんでした。ようやく青葉賞以来の重賞挑戦となり、楽しみにしています」

(前走から中3週、中間の調整は)
「前走は最後まで追い出しを待っていたおかげでダメージが少なかったです。調整がしやすかったですし、ここまで順調に来ています」

(最終追い切りについて。津村騎手が騎乗しウッドチップで併せ馬)
「操作性にやや難しさがあるのでその確認というイメージで乗ってもらいました。先週しっかり負荷をかけているので、今日は流す程度でフィニッシュしています。もともとウッドチップでの動きは良く見せないタイプなのですが、レースではいいパフォーマンスを見せてくれる馬なので問題ないと思います」

(好走のポイントは)
「特に注文はつかないですし、馬場も問わない馬です。この馬の力を出し切ればというところです」

(この先に向けて)
「大きな舞台で走らせてあげたい馬の1頭だと思っています。ようやくオープン、重賞挑戦ということで、その先もイメージしていた馬ですから、なんとかここを突破して次の大きな舞台へ向かいたいと思います。応援お願いします」

(取材:小塚歩)

ラジオNIKKEI

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