14日に阪神競馬場で行われる
マーメイドS(3歳上・牝・GIII・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが3番と12番。3回で1番、7番、13番が続き、2回が4番、9番、14番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-1-2-9 複勝率30.8% 複勝回収率106%
2枠 2-0-1-11 複勝率21.4% 複勝回収率92%
3枠 1-0-0-17 複勝率5.6% 複勝回収率7%
4枠 0-3-1-15 複勝率21.1% 複勝回収率141%
5枠 1-1-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率63%
6枠 1-1-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率28%
7枠 2-2-2-14 複勝率30.0% 複勝回収率138%
8枠 2-2-1-15 複勝率25.0% 複勝回収率162%
【1〜5人気】
1・2枠 0-0-2-9 複勝率18.2% 複勝回収率54%
3・4枠 1-1-0-11 複勝率15.4% 複勝回収率23%
5・6枠 2-1-2-5 複勝率50.0% 複勝回収率95%
7・8枠 2-0-2-12 複勝率25.0% 複勝回収率65%
【6人気以下】
1・2枠 3-1-1-11 複勝率31.3% 複勝回収率130%
3・4枠 0-2-1-21 複勝率12.5% 複勝回収率105%
5・6枠 0-1-1-28 複勝率6.7% 複勝回収率29%
7・8枠 2-4-1-17 複勝率29.2% 複勝回収率206%
上記の通り、1〜5人気の連対例がない1・2枠は6人気以下の好走率が最も高く、対照的に6人気以下の好走例が少ない5・6枠は1〜5人気の複勝率が50%もある。人気ごとに枠順の良し悪しが変わることは覚えておきたい。
また、昨年は8枠16番
レッドランディーニ(10人気2着)、8枠15番
スカーレットカラー(5人気3着)、と8枠の2頭が揃って好走していたが、12番より外の馬番はいずれも複勝回収率でプラス収支を記録。出走頭数が多い時ほど外目の枠順には注意する必要がありそうだ。