13日、阪神競馬場5Rで行われた新馬戦(2歳・芝1200m・8頭)は、先団を見る4番手でレースを進めた福永祐一騎手騎乗の2番人気ヨカヨカ(牝2、栗東・谷潔厩舎)が、直線で外から脚を伸ばし、抜け出しを図っていた1番人気モントライゼ(牡2、栗東・松永幹夫厩舎)との追い比べを制して、これにアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分10秒8(稍重)。

　さらに3.1/2馬身差の3着に6番人気ブラックアーメット(牡2、栗東・角田晃一厩舎)が入った。なお、3番人気アカヒゲ(牡2、栗東・高橋康之厩舎)は6着に終わった。

　勝ったヨカヨカは、父スクワートルスクワート、母ハニーダンサー、その父Danehill Dancerという血統。熊本の本田土寿牧場で生産され、今年のJRAブリーズアップセールにて1122万円で取引された。

　1986年以降では、熊本県産馬による、九州産限定戦以外のJRA2歳新馬戦初勝利となった。